Simon Shimomura Classic Ambassadeur 5500DL Brown
限定100台
Gear Ratio:4.7:1
Ball/Roller Bearing:0/0
モデル名表記:刻印(Ambassadeur 5500)
ハンドル:カウンターバランス
スターホイール:50mm、5本爪、角型
レベルワインダー:平型
ハイスピード・ステッカー:赤ハイ
付属品
・90mmパワーハンドル(金メッキ、ミラーフィニッシュ)
・エクストラスプール
・オイル
・レンチ
・パーツチューブ
・エクストラパーツ(24金メッキパーツ含)
・楡木箱
= サイモン下村インタビュー =
アメリカ・フロリダ州のトレードショーで、それまで存在しないと思われていた 5500CDL 仕様のブラウンのプロトタイプに出会った。
それが現在、うらしま堂渡辺つり具店さんの所有となった品物である。この単体は、大きな論議を巻き起こしえる存在である。
62年に登場した AMB.5000 De Luxe は、初めて金メッキを施されたアンバサダーで、しかも初のボールベアリング搭載モデルであった。
以後、5000 De Luxe は改良が加えられて 5000C De Luxe と改称された。これは ABU 社が細軸モデルを A モデル、クリッカー付きモデルを B モデル、そしてボールベアリング仕様モデルを C モデルとして名称整理した方針によるものである。
62年以来、金メッキが施されたモデルには全てボールベアリングが搭載されているが、この 5500CDL ブラウンのプロトタイプにはブッシングが搭載されている。しかもこの単体には 76 年に登場するミラーフィニッシュ 90mm パワーハンドルのアームを金メッキしたものが搭載されている。ブラウンのサイドプレートが金メッキされたパーツ群とこの上ない色合いの調和を見せている。しかもパワーハンドルが示しているとおり、このリールが単なる飾り物でなく、夢の大物と渡り合う為のすごさを秘めた一品であることが読み取られる。
私はこのプロトを生産化することにした。仕様はあくまでもブッシング搭載。ハンドルには標準でカウンターバランスを装着し、ハンドルアームに 24K メッキを施した 90mm パワーハンドルをスペアとした。ここに「影だった存在」がいよいよ日の目を見ることになった。
定価
95,000 税込
104,500
欠品中