竹中由浩 ミスター・ハラの記憶 リールの歴史

白黒 120ページ
60年代から80年代の日本製品伸長期に、ゼブコ、アブ・ガルシア、ルー・チルドレ、シマノ、オリムピックなどのリールの開発・製造に係わった技術者「ミスター・ハラ」が、日本にリール工業が芽生え、世界を制するまでの30年を語る。
この間の主要生産品だった小型スピニングリールを中心に、歴史のみならず日本のリールを形成した環境や背景、さらにはデザインをも考察する。
第二次大戦後の混乱から
●リール工業の発生
●リール形式の変遷(1)1960年代
●リール形式の変遷(2)1970年代
●リール形式の変遷(3)1980年代
●スピニングリール史の焦点(1)環境について
●スピニングリール史の焦点(2)技術的にみて
●スピニングリール史の焦点(3)カメラと私
●スピニングリールの外縁(1)ベイトとスピンキャスト
●スピニングリールの外縁(2)スピニング屋
●スピニングリールの外縁(3)客と製造屋の間に
●スピニングリールの外縁(4)外国ブランドたち
●作る人、売る人、使う人のあいだに
●外観デザイン(1)シマノの伝統
●外観デザイン(2)スピニングの特質
定価
1,273 税込
1,400