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底抜けブラックバス大騒動

 

出版:つり人社
著者:池田 清彦(早稲田大学教授)

ブラックバス問題に対するあなたの「常識」は、操作されている。
生物学者、怒りの鉄拳。

・環境省は環境を守ってなんかいない
・外来種駆除で税金がドブに捨てられる
・「殺せ」と言い始めた自然保護

『ブラックバス排斥運動は、実は生物多様性保全に名を借りた利権漁りではないか』
                 本書「まえがき」より


小池百合子環境大臣の発言でも、先日マスコミを賑わせてたばかりの、特定外来生物被害防止法にともなうブラックバスの特定外来生物指定。ブラックバスは特にここ数年、日本固有の生態系に甚大な被害を及ぼすとして大マスコミ等が盛んに書きたて、TVでも大きく扱われた。それらのニュースを注意深く見ればなぜか一様に偏向的性格の強いものばかり。世論は巧妙に操作され、一般市民は「日本のかわいい小魚を食べるブラックバスは悪者だ」「それを釣る釣り人も同罪だ!」「バスが増えたのは釣り人のせいだ、責任を取れ!」というイメージを植え付けられた。
しかし、生物学者であり『新しい生物学の教科書』(新潮社)など多数の著書をもつ早稲田大学教授の著者は、「(バス問題は)科学じゃなくて政治の問題だ。それを“科学の問題だ”と(嘘を)言っていることこそが大問題なんだ」とバッサリ斬る。ブラックバスで利権を得たい人たち、そのために「生態系」や「生物多様性」といった聞こえの良い言葉を連発する人たちの正体を暴き、さらには、私たちは自然とどう接してきたのか、それはどのようなものなのか、といったことまで、縦横無尽に科学者の眼で語り尽くす。
本当に臭いモノには蓋をして、ほとんどの人が「バスは外来魚で悪い魚」という決め付けが横行する世の中に、まさに巨大な石を放り込んだような衝撃の1冊の登場。読めば目からウロコが落ちます!

 

定価 1,200 税込 1,320

 

欠品中

 


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